「学校の課題があるのに、ついついスマホを見てしまう…」
「すぐ終わる仕事なのにダラダラ時間をかけてしまう…」
「早く終わらせたいのに、全然集中できない…」
みなさん、こんな経験はありませんか?
あると答えたあなた、「自分には集中力がない」と思い込んでいるそこのあなた!!
安心してください、集中力は作れます。
今回は、かの有名なメンタリストであるDaigoさんの著書「自分を操る超集中力」から
今すぐ実践できる【集中できる”時間”の作り方】についてご紹介します!
- 1. 集中力の高い人は、実は長時間集中していない!?
- 2.【初級編】集中する時間を作る「25分+5分」のテクニック
- 3.【応用編】集中する時間を作る「90分+20分」のテクニック
- 4. 【集中力を上げるための注意事項】
- 〜まとめ〜
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1. 集中力の高い人は、実は長時間集中していない!?
Daigoさんによると、元々人間の脳は集中を持続させないようにできているそうです。
(確かに、「人間の集中力は15分しか持たない」とはどこかで聞いたことあります)
なので、集中力が高い人(パッと見ずっと集中しているように見える人)ほど、
短期間の集中状態を繰り返しているのだそうです。
また、「集中力が続かない」という脳の性質を利用して、集中できる時間を短く区切ってしまうという方法があります。
それは、『あらかじめ時間を短く区切り、「あともうちょっとやりたかったのに!」「もう少しはやれたかなあ」というところで、課題や仕事を打ち切ってしまう』というものです。
この方法によって課題や仕事に中途半端な感覚が残るため、休憩を取っている間にも「早く続きがしたい」と思うようになるのだそうです。
Daigoさんはこの効果を「焦らし効果」と呼んでいます。
みなさんの中には「切りがいいところまでやろう」と粘って、なかなか終わらなかった経験がある方がいるのではないでしょうか?
自分自身の”やりたい気持ち”をうまく焦らすことによって、集中して課題や仕事に取り組める時間が生まれるのです。
2.【初級編】集中する時間を作る「25分+5分」のテクニック
Daigoさんは本書の中で、集中力を作り出す時間術を5つ紹介しています。
その中から今回は2つご紹介します!
初級編は、25分の集中と5分の休憩を繰り返す「ポモドーロ・テクニック」です。
ポ、ポモ…?
ご安心ください。
名前は覚えられなくても、ここでは「25分集中+5分休憩」というサイクルを使う方法について説明します。
この方法では、取り組むべきことを短い時間ごとに分割し、間に休憩を挟みながら処理していきます。
ストップウォッチやタイマー機能を使って集中する時間を区切り、「もう少しやりたかった」というところで休憩に入るのです。
この方法では、作業に飽きる前に休憩に入ってしまうため、スムーズに集中状態に戻ることができるのです。
「25分でも長いよ…(泣)」と感じる方は「15分集中して3分休憩」することから始めてみましょう!
3.【応用編】集中する時間を作る「90分+20分」のテクニック
「25分集中+5分休憩」で集中力を持続させる感覚を掴んできたら、次は応用篇です。
今度は、「ウルトラディアンリズム」に挑戦してみましょう!
ウルトラ!?な、なんか強そう…
そうです。これできるようになったらめちゃくちゃ強くなれます。
ウルトラディアンリズムとは、体内時計に組み込まれた「90分、20分」のリズムのこと。
(睡眠で例えると、私たちは眠った後に90分の深い眠りと、20分の浅い眠りを繰り返しているのだということ。)
本書の中で紹介されている精神生理学者のペレツ・ラヴィー博士によると、
人間は、このウルトラディアンリズムで作業と休憩を繰り返すことによって、
自然と集中力が高まり、集中力が持続するのだそうです。
ウルトラディアンリズムを利用して、自分が集中できる時間のリズムを掴んでいきましょう!
4. 【集中力を上げるための注意事項】
先ほど紹介した「ポモドーロ・テクニック」「ウルトラディアンリズム」を実践するにあたって、注意すべきことがあります。
それは、一度にやることはひとつに絞ること。
「これだけやる」「他のことをしない」というルールを守って取り組むことで、集中力は格段に上がります。
「今の自分集中してないな…」と思う時って、一度にいくつもの作業を並行してるからですよね。
課題やりながらスマホを見たり、調べ物をしながら資料を作ったり…
「課題をやる時間」「資料に必要な情報を集める時間」「資料を作成する時間」というように、時間ごとの目的を一つに絞ることで、一つ一つのタスクを着実に終わらせていくことができるのです。
また、もし「ポモドーロ・テクニック」を使う際に、25分で終わらない作業をしている場合、休憩前と休憩後でやることは変えてはいけません。
作業が中途半端になっていると、脳がさっきまで取り組んでいたことを休憩中にも考えてくれるので、休憩再開後に作業のスピードがより早くなります。
ちなみにDaigoさんは5分の休憩の時間で瞑想をしているらしい…
アイデアがたくさん必要な場合や集中力が必要な仕事は、あえて一回で全て終わらせず、「切りの悪いところであえて休憩を挟む」ことが必要なことも覚えておきましょう。
〜まとめ〜
いかがでしたでしょうか?
集中力は持続しない、という脳の性質を逆利用して、
時間を短く区切って、自分のやりたい気持ちを”焦らす”こと
「25分+5分」のサイクル、「ポモドーロ・テクニック」
「90分+20分」のサイクル、「ウルトラディアンリズム」
一度にやることはひとつに絞ること
について紹介しました!
みなさんも「時間を区切る」ことをうまく利用して、”集中する時間”を生み出しましょう!
Daigoさんの『自分を操る超集中力』は以下のリンクから。
今回紹介した内容以外にも、「すぐに集中し始めるためのエンジンのかけ方」や集中力の大敵である「疲れをリセットする方法」についても書かれています!
気になってみた方は読んでみてくださいね!
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